チケットをよく見たら、右下に「A-25」という番号が印刷されていました。これは何の番号なんでしょうか。
入場する順番を示す整理番号です。ライブハウスは席が決まっていない公演が多く、この番号の順に呼ばれて入場する仕組みになっています。
整理番号は購入順に決まる公演と、抽選で決まる公演がある
順番が決まっているんですね。この番号は、どうやって割り振られているんですか?
決まり方は一つではありません。一般発売のように、購入した順で若い番号から振られていく公演もあれば、先行予約の申し込み全体から抽選で番号を決める公演もあります。早く買ったのに番号が後ろだった、ということも起こりますので、買った早さだけで決まると考えないほうがよいです。
数字の前にアルファベットが付いているのは、何か意味があるんでしょうか。
販売した窓口や枠を区別している場合が多いです。たとえば先行予約分をA、一般発売分をBというように、記号で管理しているわけです。呼び出しも記号の順に進むことが多いのですが、ここは公演によって扱いが変わります。当日の案内で確認するのが確実になります。
なるほど……。ということは、番号が若い人ほど、いい場所で見られるということになりますか?
場所を選べる範囲は広くなります。ただ、早く入った方が必ず前に行くわけではありません。後ろでゆっくり聴きたい方もいますし、開演までのあいだに前方が空くこともあります。整理番号は立つ場所を決めるものではなく、選ぶ順番を決めるものだと考えておくと、当日の受け止め方が変わってくるはずです。
入場は番号順に区切って呼ばれ、同じ区切りの中では到着順になる
当日はどんなふうに呼ばれるんですか? 1番から一人ずつ呼ばれていくんでしょうか。
10人から50人ほどの区切りでまとめて呼ばれます。「1番から50番までの方」というように、スタッフが順に案内していく流れです。この区切りの幅は、会場の広さや入口までの通路の形によって変わります。狭い導線の会場ほど細かく区切ることが多く、そのぶん進み方はゆっくりになります。
区切りの中では、どういう順番になるんですか。番号順に並び直したりするんでしょうか。
呼ばれた区切りの中では、列に並んだ順に入場していきます。11番の方と49番の方が同じ区切りなら、先に並んでいたほうが先に入る形です。ですので、自分の番号が呼ばれるころに列にいることが大切になります。
もし呼ばれたときに、その場にいなかったらどうなりますか?
あとから入場すること自体はできますが、順番は戻りません。呼び出しが進んだあとに到着した場合、その時点の最後尾に並ぶことになります。会場の外で待つ時間も出てきますので、遅れそうなときは早めに受付のスタッフへ声をかけてみてください。
番号が後ろでも、公式リセール以外の入手方法には手を出さない
番号が後ろだと、少し残念な気持ちになりますね。若い番号のチケットを買い直すことって、できるんですか?
番号を選んで買い直すことは、基本的にできないと考えてください。フリマサイトなどで定価を超える価格のチケットを見かけることがありますが、これは法律で禁じられている行為にあたる場合があります。どうしても譲り受けたいときは、興行主が用意している公式リセールを使ってください。
買うほうも対象になるんですね。知らないうちにやってしまいそうで、少し不安になりました。
公式の窓口だけを使うと決めておけば、迷う場面はほとんど出てきません。それに、正規の手続きを経ていないチケットの場合、当日の本人確認で入場できないことがあります。せっかく用意したのに入れないというのは、いちばん避けたい形になります。
まとめますと、整理番号の決まり方は公演によって違い、当日は区切りで呼ばれて入場する、というのが基本の流れです。番号は立つ場所ではなく、選ぶ順番を決めるもの。入手先を公式の窓口に絞っておけば、番号が後ろでも公演そのものは同じように楽しめます。
よく分かりました。……ところで、その呼び出しは何時ごろから始まるんでしょう。当日は何時に着いていればいいんですか?